霜月はるか/摩天楼オペラ/米倉千尋/YOFFY(サイキックラバー)など、豪華プロデューサーが集結!!
かなでももこの1stミニアルバム『KANADE』に詰め込んだ「七色(曲)の軌跡」!!

昨年12月に、「革命機ヴァルヴレイヴ」の4thエンディングテーマ『赤いメモリーズをあなたに』を歌い、デビューを飾ったかなでももこ。同シングルのC/Wに収録した『Can you save my heart?』も「革命機ヴァルヴレイヴ」第6話の挿入歌へ起用されていたこともあり、「革命機ヴァルヴレイヴ」ファンの支持を得て、まずは大きな注目を集めたアーティストだ。
彼女は、これまで「直接触れ合うことで繋がりあう」関係を求めた活動を中心に行ってきた。
配信限定で発売になった『Ocean of Lights』のリリースを獲得するため「ライブ出演150回」「ハイタッチ500回」という目標を掲げ、それを達成。ここで紹介している1stミニアルバム『KANADE』をリリースするためにも、かなでももこは、設定された短い期間の中、「ハイタッチ777回」「『Ocean of Lights』のダウンロード数+ミュージックカード購入合計数777」という2つの課題をクリアーし、その権利をつかんできた。
今も彼女は、「ライブ出演200回」「ハイタッチ1000回」を目標に、日々ライブ活動に勤しんでいる。
また、この企画を「かなでチャレンジ」と呼んでいる。
「人と触れ合い、人の心と繋がること」で仲間を増やし続けてきたかなでももこ。
彼女が10月15日に発売する1stミニアルバム『KANADE』には、かなでももこの歩んできた生き方に共鳴した想いを、「宮下浩司/俊龍/米倉千尋/霜月はるか/摩天楼オペラ/YOFFY(サイキックラバー)」という6人のプロデューサーが、「色」をテーマに、それぞれ楽曲へ投影。
リ・レコーディング歌を加えた計7曲をここに収めている。

以下は、かなでももこが楽曲について語ったインタヴューになる。

 

かなでももこに襲いかかる試練。それが「かなでチャレンジ」!!

――TVアニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」4thエンディングテーマ『赤いメモリーズをあなたに』を昨年12月にリリースし、かなでさんはデビューを果たしました。その反響は、どのように返って来ています??
「今でも『赤いメモリーズをあなたに』を歌うと、「あっ「革命機ヴァルヴレイヴ」の人だ!!」と言われるように、楽曲自体にインパクトがあるということもあって、「革命機ヴァルヴレイヴ」を通してかなでももこを…と言うよりは、『赤いメモリーズをあなたに』という楽曲のことを知ってくださっている方々が多いのが、今でも感じている印象です。
わたしがよくライブで歌っている、「革命機ヴァルヴレイヴ」第6話の挿入歌として流れた『Can you save my heart?』を歌っても、同じように「あっ、「革命機ヴァルヴレイヴ」の曲!!」という反応をしてくれる人たちがいます。
それくらい私も、大きな作品と出会い、こうやって道が開けたんだなと実感しています」

――デビューという夢を達成して以降も、かなでさんには、次々と新たな試練が課せられました。
「今年2月に発表になった「かなでチャレンジ」ですね。当初は、「ライブ出演150回」「ハイタッチ500回」を達成すると新曲を手に出来るというチャレンジに挑戦していました。
それを4月に達成したことから、『Can you save my heart?』の制作を手がけた俊龍さんに『Ocean of Lights』を作っていただきました。
その後『Ocean of Lights』は、配信楽曲として音楽ダウンロードサイトmusic.jpさんから配信がスタート。
同配信サイトで利用できる、全8種類に及ぶかなでももこ仕様のミュージックカードも作っていただきました。
それを踏まえ、6月29日に行った初めてのワンマンライブ「かなでももこ1stワンマンライブ~STARCHILD covers Momoko’s Birthday 2014~」の日に告知されたのが、「この日から7月19日23時59分までに、「わたしのCDをご購入していただいた方とのハイタッチを777回」。
「『Ocean of Lights』のダウンロード数と、全8種類用意したミュージックカードの販売枚数の合計が777」という数字を達成したら、ミニアルバムのリリースが出来る」というチャレンジでした。
しかも、その数字を現すカウンターまでホームページに登場して。その発表があってからは、再び課題を達成するために努力を重ねる日々が始まりました」

――次々と試練が襲いかかるなぁ。
「何かしら目標へ向かって頑張るほうが、毎日に張り合いが出て良いんです。
ただ、当時のチャレンジって、たとえば100回ライブを行うなど、自分が頑張れば達成出来ることではなく、応援してくださる人たちもいないと達成できない挑戦でした。
だからあのときは、本当にリミット直前まで不安がいっぱいで…。
結果的に、「ハイタッチが778回」「『Ocean of Lights』のダウンロード数+ミュージックカード販売数の合計が791」と、なんとかギリギリで達成できて、ミニアルバム『KANADE』を、発売するチャンスをいただけました」

 

七色のかなでももこを描き出す。それがミニアルバム『KANADE』のテーマ!!

――かなでさんは、今でも「かなでチャレンジ」を続けてるんですよね。
「はい。「ハイタッチ1000回」と「ライブ出演200回」に挑戦中です!」

――やはり、つねに目の前に挑戦してゆくべき課題があったほうが、活動にも張り合いが出るんでしょうね。
「何かしらご褒美があるうえで…ですけどね(笑)。
こういうお仕事って、つねに目標や課題が見えてないと、「なんのために歌ってるの??」と活動自体が漠然としてしまい、どこか不安が押し寄せて来ることが多いんです。そこで、こういう「かなでチャレンジ」があると、気持ちに張り合いが生まれますし。
明確な目標へ向かって走っていけるから、すごく嬉しいことだなと思います」

――日々、目標を達成していくためにかなでさんは走り続けています。
その環境が生まれたことで、気持ちにも変化は出て来ました??

「意識面はすごく変わりました。何より、身体を壊してしまったら挑戦どころか、決まっている日程だってこなせなくなるように、体調管理はかなり心がけるようになりました。
とくに冬場のインフルエンザが流行ってる時期は、外に出るときにマスクは絶対に欠かせません。
おかげで、少し風邪をこじらせたりなど、小さな体調の上がり下がりはありながらも、大きな病気はしなくなりました」

――ミニアルバム『KANADE』の制作に当たっても、いろんな情報が小出しで発表されていませんでした??
「そうなんです。「かなでチャレンジ」を達成し、ミニアルバム『KANADE』の制作が決定した翌日の7月20日に、私はイベントへ出演してたんですけど、そこへいきなり撮影スタッフさんが現れ、カメラを向けらて、「これ、プロデューサーさんからです、読んでください」と手紙を渡されたんですね。そこに書いてあったのが、「「かなでチャレンジ」達成、ミニアルバム制作決定、タイトルは『KANADE』。
6人の豪華なプロデューサー陣から、7曲の楽曲提供があります」という言葉でした。 その後も、私がアシスタントとしてレギュラーで出演しているネットでの生放送番組「ワシスタ~意外とおもしろい番組~」にゲストで登場してくださった摩天楼オペラの苑さんから、直接「楽曲提供をします」と言われたり。定例イベント中にいきなり告知されたりなど、何回かに分け、サプライズのように今回の楽曲制作陣が発表になりました。 結果、『魂WAVE』produced by アリスプロジェクト&宮下浩司/『Ocean of Lights』produced by 俊龍/『未来への前奏曲(プレリュード)』produced by 米倉千尋/『Can you save my heart?~for KANADE~』 produced by 俊龍/『fragment』produced by 霜月はるか/『嘘のない私で』produced by 摩天楼オペラ/『Dream on Dreamer』produced by YOFFY(サイキックラバー)という発表がなされたわけなんです」

――今回は、「七つの色」をテーマに楽曲制作をし、その色に合わせたビジュアルも打ち出しています。
そこも大きな特徴になりました。

「この"7色"というコンセプト、わたしが以前から「もしアルバムを作るなら虹みたいな色をテーマに作りたい」と言ってたのがきっかけだったのかなぁ??と、勝手に想像を膨らませています。
何より、今回の7つのスタイルの衣装姿がすごいですよね。撮影をしながらも、私自身がその姿に毎回驚いてましたからね(笑)。
みなさんは、どのかなでももこが好きですか?!」

――では、ここから収録楽曲を一つずつ解説していただこうかなと思います。

 

『魂WAVE』(赤)
作野:武村大 作曲/編曲:宮下浩司

――『魂WAVE』は、「赤」をイメージして制作。楽曲は、『マル・マル・モリ・モリ!』やアリスプロジェクト所属アイドル・ナンバーの数々を手がけている宮下浩司さんが担当。ライブ感満載な、明るく開放的な楽曲に仕上がりました。
「私、『魂WAVE』で初めてラップにも挑戦しました。楽曲をいただいたときからスピード感があって、しかもラップ入りということから、「これは難しそう。私、歌えるかな??」と心配だったんですが、デビュー前からズッと歌い続けてきた『Can you save my heart?』も、速いビートの中でたくさんの言葉を詰め込んだ楽曲だったという経験があったからなのか、すんなりと歌えました。ただし、ラップ以外は…(笑)」

――ビートをしっかり身体で感じつつ、そのグルーヴを生かしながらライムしていくのは、やはり難しいことでした??
「レコーディング当日は宮下さんもスタジオに足を運んでくださり、いろんな歌い方のアドバイスを私にしてくださったんですね。
録る前までは不安だったラップに関しても、宮下さん自ら「こうやってリズムを取りながらラップをしてごらん」とレクチャーしていただけたので、本番では自信を持って歌やラップを録ることが出来ました」

――『魂WAVE』を歌うとき、とくに心がけていたポイントは何処でした??
「とにかく「伝えたい!!」気持ちを、前に、前にと押し出しながら歌いました。『魂WAVE』に掲げたテーマが、「情熱」。
それもあるせいか、歌詞に記された気持ちを噛みしめながら歌うと、すごく情熱的になってくというか、メラメラと魂を震わせてくれるんです。
しかも『魂WAVE』は、とてもライブ感のある楽曲じゃないですか。歌いながら、ライブをしているイメージも自然と浮かんできました」

――聴いてても魂が高ぶるくらいですから。歌ってる本人の魂も、思いきり燃えたぎっていたと想像します。
「そうなんです!!攻め攻めで歌ってゆくラップの部分も気持ち高ぶらせてくれるんですけど、その後も、間髪入れずに楽曲がアガり続けてく曲調じゃないですか。
歌詞にも♪立ち止まったりはしない♪とあるように、歌ってるときの気持ちも立ち止まるどころか、頂点へ向かってどんどん熱が上がり続けていくんですね。
聴きどころは、ラップの部分から落ちサビへ向かってビューンと燃え盛る、その最高潮まで上がってゆく感覚。
そこが、すっごく気持ちを高ぶらせてくれます!!」

――楽曲はめまぐるしく展開。速度を緩めないどころか、どんどんアガっていきます。
そこが、あの恍惚感を導いてゆく要因なんですね。

「そうだと思います。あの"魂揺さぶる感じ"は、すごくいいなと思います」

――宮下さんとお会いしたときの印象も教えてください。
「嬉しかったのが、レコーディング中、宮下さんに「ラップは最初から出来る子と、いくらやっても上手く出来ない子がいるんだけど、かなでさんはラップを上手く歌える素養を持っているね」と言われたことなんです。
私、レコーディングするまで全くラップに自信がなかったから、『魂WAVE』のレコーディングでは、その言葉に本当に救われました。
なので宮下さんには、ラップを褒めてもらえたことが嬉しかったです」

――そこですか、印象は(笑)。
「えっ、いや…とても素敵な方でしたよ(笑)」

――『魂WAVE』で打ち出したビジュアルに関しての印象も聞かせてください。
「とてもアイドルっぽい雰囲気を『魂WAVE』のビジュアル面では出しているんです。
この歌では、"弾けたかなでももこ"の印象を与えているように、ビジュアル面でも思いきり弾けてます。
デビューシングル「赤いメモリーズをあなたに」のビジュアルでもお馴染み、"お腹を出したかなでももこ"の姿も、このスタイルでは見せてますからね(笑)。」

 

『Ocean of Lights』(オレンジ)
作詞/作曲:俊龍 編曲:Sizuk

――『Ocean of Lights』に投影したのは、「オレンジ」色。この楽曲は、音楽ダウンロードサイトmusic.jpで先行配信にもなっています。
「『Ocean of Lights』は「かなでチャレンジ」という企画の中で生まれた楽曲。
しかも、配信曲としてのリリースだったように、ミニアルバムに入るとは思っていなかったから、こうやって収録出来たことが嬉しくって。
だって、CDという形を通してみなさんの元へお届け出来るんですよ、こんな嬉しいことはないです!!」

――初めて楽曲を耳にしたとき、どんな印象でした??
「この曲を手がけてくださったのが、私のデビューシングルのC/Wに収録した『Can you save my heart?』でもお世話になった俊龍さん。
俊龍さんは、「100回ライブを達成したらアーティスト・デビューが出来る」や、「ハイタッチを777回」「music.jpでの楽曲ダウンロード数とミュージックカードの販売数の合計が777」に達したら、ミニアルバムを出せるという、私が「かなでチャレンジ」と題した挑戦へ挑んでゆく姿をズッと見てきた方なんですね。
『Ocean of Lights』は、「2つの777をクリアーするための挑戦曲」として誕生した楽曲。
私が、デビューへ至る道や、デビューしてからも、いろんな課題に挑戦してゆく姿を見たうえで書いてくださったからこそ、『Ocean of Lights』の歌詞に紡いだ言葉を読んだときは、胸がグッと震えました」

――不安に駆られながらも、夢を形にするため、弱い気持ち振り切って前へ走り続けてきた。ここには、かなでさんがチャレンジの日々の中、ズッと胸に抱き続けてきた想いが記されていますからね。
「ほんと、そうなんです。私がずっと抱えてきた気持ちを、俊龍さんが全部この歌へ詰め込んでくれました。
今でこそ、ライブでもようやく泣かずに歌えるようになりましたけど。
それまでは、サビへ行くまでに気持ちが高ぶりだし、落ちサビに入ったとたんに涙があふれ出て歌えないということばかりでした」

――それくらい、『Ocean of Lights』に強い思い入れを持っていれば。自分の気持ちを代弁してくれた歌ということなんですね。
「そうなんです。でも、この歌に詰め込んだ想いを聞いてくれる人たちにしっかり届くよう歌うのがプロじゃないですか。
ようやく最近は、歌詞に記した想いに心揺さぶられながらも、最後まで泣き崩れることなく歌えるようになりました」

――とくに心揺さぶられた歌詞は、どの辺ですか??
「♪悲しげな朝も 色のない夜も 君と出会うため 僕は生きてきたんだ♪という部分。
応援してくれる人たちと気持ち共有してゆく時間や日々をこれまでも過ごしてきたし、その支えがあるからこそ私は頑張って前へ進んでいけている。その気持ちを、改めて俊龍さんに贈っていただけた気持ちでいます」

――『Ocean of Lights』では、色鮮やかなオレンジの洋服を身にまといました。
「まさに、輝くオレンジの光を身にまとった、輝く光の海に立つかなでももこ。そんなイメージさえ、わたしはこのスタイルに感じています」

 

『未来への前奏曲(プレリュード)』(黄)
作詞/作曲:米倉千尋 編曲:高山和芽

――「黄」色をイメージして制作。バラード・ナンバー『未来への前奏曲(プレリュード)』は、米倉千尋さんの手による作品になりました。米倉さんとは、以前から面識はあったのでしょうか??
「私、6月29日にパセラリゾーツ渋谷グランデで行った初ワンマンライブ「かなでももこ 1stワンマンライブ~STARCHILD covers Momoko’s Birthday 2014~」でも楽曲カバーをさせていただいたように、米倉さんは憧れのシンガーなんです。
それくらい尊敬抱く方から楽曲を提供していただけるなんて…。
しかも、今回の制作を機会に、ついにお会いすることも出来ました!!」

――実際に会って感じた米倉さんの印象も教えてください。
「先に、米倉さん自身が仮歌を歌った『未来への前奏曲(プレリュード)』のデモ音源をいただいたんですね。
それを聴いたときから、歌声にものすごいオーラを感じていました。
その後に米倉さんとはお会いして、私のことをとても考えながら『未来への前奏曲(プレリュード)』を作ってくださたことが伝わって。
その気持ちもすごく嬉しかったです」

――かなでさんは、『未来への前奏曲(プレリュード)』に対してどんな印象を覚えました??
「わたし、ミニアルバム制作が決まる以前から、「もしアルバムを作れる日が来たら、絶対にバラードを歌いたい」と言ったんです。
そのバラードを、憧れの米倉さんに作っていただけたことが何より嬉しかったのと、『未来への前奏曲(プレリュード)』の仮歌を米倉さん本人が入れてくださったのを聴いたときに感じたのが、「なんてオーラを感じる、とても魂震える楽曲なの!!」という印象でした。
同時に、「こんな壮大に歌いあげる楽曲を歌いきるには、私の経験ではまだまだ早いかも…」と、最初はどこか恐縮してしまいました」

――完成した『未来への前奏曲(プレリュード)』では、美しく広がりを持った楽曲を、触れた人を包み込むよう優しく歌いあげています。
「そう歌えたのも、米倉さんが歌詞に紡いでくださった言葉が、とてもストレートに自分の気持ちへ溶け込んだからだと思います。
まるで、私の心模様を代弁したような…。それもあったのか、今回ミニアルバム『KANADE』へ収録した中でも、一番真っ直ぐな気持ちで歌えた楽曲になりました」

――『未来への前奏曲(プレリュード)』の歌詞を、どんな風に解釈したのかも教えてください。
「『未来への前奏曲(プレリュード)』は、とても情景が浮かんできやすい歌詞なんです。私、まずタイトルに惹かれました。
だって、未来への前奏曲ですよ。「その表現が素敵だなぁ」と思ってしまいましたからね。
これは、「自分らしさを失うことなく、未来へ向かってみんなと一緒に歩んでいこう」という歌。
前奏曲と記しているように、この想いが未来へ進んでいくうえでの道標となり、その道筋を照らしてくれる。そんな印象を覚えました。
しかもこの歌は、光へ向かう未来を指し示しながら、これまで私が歩んできた道のりも投影した歌にもなっています。
中で、♪ひたむきに精一杯 瞬間(いま)を重ね行こう」♪と2回歌っているんですけど、その言葉が「今、経験している積み重ねがあるからこそ未来へ繋がっていける。
積み重ねてゆくことが大事であり、それはけっして無駄にはならない。だから頑張ろう」と、私に勇気をくれました。
その気持ちを、『未来への前奏曲(プレリュード)』を歌うたびに思い返します」

――とても大きな楽曲なのに、身近に優しい歌声を感じるのも、聴いていて嬉しかったことでした。
「私自身も、歌っててフワーッと包まれゆく感覚を覚えますね。
この歌は、歌う経験を重ねるたびに成長してゆく楽曲になる予感がします。
1年後や数年後に、かなでももこがどんな風にこの歌を表現しているのか…その頃には、米倉さんのように偉大なオーラをまといながら歌えてるのかなぁ。
そんな私自身の成長も楽しみになってゆく楽曲です」

――ビジュアル面での印象は、どうでした??
「この衣装ではベールをかぶってるんですけど、そのベールに羽根がついてるように、ちょっと神秘性を感じさせるスタイルなんです。
この衣装を着て『未来への前奏曲(プレリュード)』を歌うと、なんだか(聖母)マリア様になったような気持ちになれます。
普段の活発な姿とは異なるかなでももこを、この格好では魅せられたなぁとも思っています」

 

『Can you save my heart?~for KANADE~』(緑)
作詞/作曲:俊龍 編曲:Sizuk

――「緑」色をイメージカラーに投影したのが、『Can you save my heart?~for KANADE~』。
この楽曲は、かなでももこの1stシングル『赤いメモリーズをあなたに』のC/Wにも収録していた楽曲であり、デビュー前からライブで歌い続けてきた曲。でも、本作へ収録することで新たに歌い直し、ミックスも変えたそうですね。

「そうなんです。『Can you save my heart?』の最初のバージョンは、TVアニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」第6話の挿入歌として流れたように、じつは、TVアニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」2ndシーズン4thエンディングテーマ『赤いメモリーズをあなたに』よりも先にみなさんの前では披露していたし。私自身が、本当に生まれて初めてレコーディングした楽曲でした。
当時は、レコーディングブースの中、どうやって歌ったら良いのかまったくわからない、"アーティストかなでももことしてまっさらな状態の始まり"を詰め込んだ歌だったんですね。あれから、ステージも100回以上経験(現在は200回近く経験中)。その成長した姿で改めて『Can you save my heart?』を歌うことで、正直、何処か試されてる??みたいな緊張感も覚えながら。同時に、「成長したかなでももこの姿で。
しかも『Can you save my heart?~for KANADE~』と楽曲自体もパワーアップした形でミニアルバムへ収録出来たことが素直に嬉しかったよう、また新たな気持ちで歌入れに挑戦した楽曲になりました」

――『Can you save my heart?』と『Can you save my heart?~for KANADE~』を聴き比べると…。
「もう全然違うと思います。この『Can you save my heart?~for KANADE~』を収録することが決まったのも、3月に「AnimeJapan 2014」というイベントに出たときのステージを、私の担当プロデューサーの方が見たことがきっかけでした。
そのときプロデューサーさんに言われたのが、「『Can you save my heart?』を歌ったばかりの頃と、今、同じ『Can you save my heart?』を聞き比べたら、声の迫力が全然違うね。ホント成長してきたんだね」という言葉でした。
そのときに「また機会があったら、この歌を録り直すのも面白いかも」という発言もフワッと出ていたんですけど。まさか、それが現実になるとは…。
事実、私自身『Can you save my heart?』は、ズッと歌い続けている楽曲。
たぶん、私ほど一生の中♪Can you save my heart?♪という言葉を口にする人はいないと断言できるくらい、これからもズッと歌い続けてゆく楽曲になると確信しています」

――歌詞の捉え方も、以前とは変わってきています??
「変わってきました。一番最初は、「革命機ヴァルヴレイヴ」第6話の戦闘シーンの中で流れる楽曲ということから、歌詞も「革命機ヴァルヴレイヴ」の持っている世界観を自分なりに解釈したうえで。
物語に寄り添った想いとして一つ一つの言葉を受け止め、その想いを理解したうえで歌ったんですけど。
沢山のステージを経験し、いろんな人たちの応援に支えられていく中、歌詞に出てくる"君"と"僕"の存在が、何時しか応援してくださる方々と私との関係に変わって来ています。
ライブも、私なりの闘いの場。そこで生まれる信頼関係として、『Can you save my heart?~for KANADE~』は歌っています」

――歌声にも、凛々しさや力強さが増しています。
「自分で聞いていても、「ずいぶん歌声が逞しくなったなぁ」と感じてますからね(笑)」

――改めて、完成した『Can you save my heart?~for KANADE~』に対する想いを聞かせてください。
「もちろん、新たに歌を入れたことや、以前手がけた方とは違う人がトラックダウンをしたこともあるんですけど。
何よりも、この曲のレコーディング時点ですでに100回以上のステージを経験。
その経験が反映されたよう、私の中では「新たな革命を起こし生まれ変わった『Can you save my heart?』が、この『Can you save my heart?~for KANADE~』になった」という印象を受けています」

――緑色の破れたドレス姿に関しては、どんな狙いがあったのでしょうか?!
「あえて綺麗なドレスを沢山破ったのも、この衣装のテーマが「戦い」だからなんです。
私、デビュー前に『Can you save my heart?』をライブで歌っていた頃、いつも左手にチェーンを付けていたんですね。
この衣装姿にも、少しだけですがチェーンを使用しています。
つまり、「たとえボロボロに傷つこうとも、私は今でも戦い続けてるし、その戦いを通して成長していく」。その意志の現れです。
決して、ただボロボロになっていくようなことだけは…避けたいですよね(笑)」

 

『fragment』(青)
作詞/作曲:霜月はるか 編曲:柳英一朗

――「青」をイメージカラーに制作。『fragment』は、霜月はるかさんが提供してくださった楽曲です。ここには、霜月ワールドが広がっていません?!
「まさに、そうなんです!!最初にはるかさんから音源をいただいたときは、シンセメロで、歌の主旋律からハモり、コーラス(ここでは、カウンターなどの背景を彩る歌声と解釈)まで入っていたんですけど。
その数がとても多くって、聴いてる途中から「えっ?!一体、何が起きてるの?!」状態。
これまでの楽曲の中、一番コーラス数の多い楽曲になったよう、歌入れするときは慌てふためいてました(笑)」

――歌声を幾つも重ねあってゆくブルガリアンヴォイスというスタイルこそ、霜月ワールドの真骨頂ですからね。
「そうなんです。わたし、民族音楽的な要素を持ったブルガリアンヴォイスのことをまったく知らなくって。
はるかさんの楽曲で、その歌声を沢山耳にしていたのに(笑)。
その歌い方を、わたしもレコーディング当日にのコーラス録りのとき、その場で教えていただき挑戦しました」

――『fragment』は、楽器入れのときからレコーディングに携わっていたそうですね。
「はい。最初に打ち込みで作りあげられた世界から音を差し替えてく形で、次々と生楽曲が加わっていったんですけど。
楽曲の装いに変化が見えるたび、ワクワクした気持ちがどんどん膨らんでいました。
最初は数が多すぎて理解し難かったシンセメロで入ってたハモリやコーラスの部分も、楽曲の輪郭が見えてくるたびに鮮明になっていましたからね。
ただ、この楽曲を歌うときに心がけたのが、主旋律はもちろん、ハモリやコーラスもすべて主旋律と同じ役割を担っているように、すべてに「主旋律を歌う」気持ちで向かうことでした」

――どこか牧歌的でノスタルジックな…。懐かしき、でも不思議な異世界へ迷い込んだ感覚を、この『fragment』には覚えました。
「はるかさん自身も、『fragment』の中へ"郷愁"というイメージを投影しながら。
歌詞には、私自身の歩んできた人生も重ね、表現してくださいました。
それもあって、いつもなら気張って歌うところを、『fragment』に関してはフワフワッとした心地好い感覚を意識しながら歌いました。
もちろん、コーラスなどもフワッと歌ってるんですけど。
その中で強さやか弱さを出しているように、そこの微妙な声の表情の違いまで感じていただけたら嬉しいです。
実際に完成した楽曲を聴いたときは、ウルッとしたくらい感動がもの凄かったですから!!」

――ウルッときちゃいましたか。。。
「きちゃいましたね(笑)。この楽曲のトラックダウンの作業には、はるかさんや編曲を手がけていただいた柳英一朗さんも立ち会っていたんですけど、みなさん聴き終えたとき、「歌声がすべて重なったときの感動が素晴らしくて泣きそうだった」と言ってくださいました。
わたしも、落ちサビ後の歌声の広がりに触れたときには、鳥肌が立ったくらい。
あの場では、流れそうな涙をグッと我慢してましたけどね(笑)」

――歌詞には、幼少の頃の姿も投影していません??
「『fragment』も、すごく情景の浮かぶ歌詞ですよね。夢の中に現れたのが、まだ小さかった頃の私。その小さい自分が森の中を彷徨ってゆく。その小さかった頃の私を、森の精霊となった今の私自身が心配そうに。でも、彼女の意志を持った歩みを信じて見守ってゆけば、その子が抱いた夢や想いもしっかり見届けていく。けど、目が覚めたら「あれっ、今の感覚は何だったんだろう??」みたいな…。そんな感覚を覚えていました。そんな幻想的なんだけど、ファンタジックな世界も『fragment』には広がっていきます」

――ビジュアル面も、森の中を彷徨っている妖精のような姿ですよね。
「まさに"森の妖精"ですよね。着ている洋服も民族衣装風ですし。私、頭に毛糸を巻きました。しかも、左肩にはタトゥーペイントも描いていただいたり。その姿はまさに、ある理由が重なったときだけ姿を現す森の民のよう…。そんな不思議な感覚を抱きながら、あの姿で撮影もしていましたからね」

 

『嘘のない私で』(紫)
作詞/作曲:苑 編曲/摩天楼オペラ

――「紫」をイメージ。『嘘のない私で』の楽曲プロデュースを手がけたのが、ビジュアル系ロックバンドの摩天楼オペラ。
その意外性に、まず驚きました。

「驚きましたよね。だって、私も驚きましたもん。わたし、隔週で「ワシスタ~意外とおもしろい番組~」という生放送のネット番組にアシスタントで出演しているんですけど、その番組に以前、摩天楼オペラの苑さんがゲストで来てくださって、放送も終盤に差しかかった頃、突然、苑さんが「かなでさん、ミニアルバムを出すんですよね」と言ってくれたんです。
それを苑さんが知ってくださっていたことが嬉しくって、「そうなんです!!」と笑顏で返事をしたら、「僕、楽曲提供をします!!」と言うから、もうビックリしすぎて固まっちゃいました…。
わたし、アシスタントなのに、あのときは驚きのあまり、どうリアクションして良いのかわからず状態でした(笑)。
まさかまさか、摩天楼オペラさんが楽曲プロデュースですよ!!もちろん、以前からお名前も知っていましたし、楽曲も聴いてました。
番組へのゲスト出演ということも聞いていたから、改めて摩天楼オペラさんの楽曲をいろいろ聴き直していたんですけど。
あの世界観を私が歌う…「えーっ?!あぉー!えぇぇぇー!!」状態のまま、とにかく「歌えるかなぁ」とズッと心配してました(笑)」

――『嘘のない私で』もまた、摩天楼オペラらしさ全開な。
むしろ、摩天楼オペラの楽曲をかなでももこが歌う形を取った、シンフォニックハードな世界観広がる楽曲になっていますからね。

「私、元々こういう世界観が大好きなので、レコーディングのときは楽しく歌わせていただきました」

――かなり凛々しく力強い歌声が炸裂しています。
「楽曲を歌う場合、「あまりにも自分の歌い癖を出しすぎると、その曲の良さを消してしまうことも多いから気をつけて」と言われることがよくあるんですけど、『嘘のない私で』に関しては、もう、かなでももこの歌唱スタイルの癖を出し放題(笑)。
思いきり、好きなように歌わせていただきました。
この歌、サビで三拍子に変わるんですけど。そこが摩天楼オペラっぽくて、私が好きなところ。
バンド演奏を背景に歌う迫力も含め、本当に臨場感たっぷりに歌えたように、レコーディングはとても楽しかったです」

――苑さん自身の印象も、ぜひ教えてください。
「苑さんとは、「ワシスタ~意外とおもしろい番組~」という番組でお会いしたのが初めてでした。
それまでの私って、「ビジュアル系バンドの方だから、あまりしゃべってもらえないのかな??トークも固いのかな??怖くないかな??」と勝手に想像を膨らませ、どこか不安を抱えていたんですけど、実際にお会いしたら、とても気さくな方で。
トーク中にも、なぜか「いつも"お苑さん"と呼ばれている」という話になり、放送の中、「お苑さんと呼んでもいいんですか?」と聞いたら「どうぞ」と言うので、放送中はお苑さんと呼んでいたんですけど、レコーディング中まで、ズッとお苑さんと呼ばせていただいてました(笑)。」

――レコーディングは、どんな雰囲気でした??
「レコーディングには、お苑さんに加え、キーボードの彩雨さんもいらしてくださいました。『嘘のない私で』の中に♪Aurora♪と歌う、まるでクワイアーのようなコーラスが入ってるんですけど、そこの部分を、先にお苑さんが歌いながら試してくれたり。
他にも、彩雨さんと一緒にいろんな歌唱スタイルを探りながら、「ここはこんな感じで歌ってみようか??」「うーん、やはりここは、こういう歌い方のほうがいいかな?!」など、私の歌声が生きるスタイルを探しながら、この楽曲を作ってくださいました。
なのでこの曲は、ぜひヘッドホンで聴き、細かい歌声の部分まで味わっていただくことをおすすめします!!」

――歌詞については、どんな心象を覚えました??
「この歌詞に登場する女性は、普段の私というよりも、今回の『嘘のない私で』のビジュアル面に投影した女性が歌っている印象で、実際に、そう成りきって歌いました。
この『嘘のない私で』を作る際、最初に「紫」というテーマを掲げ、そのうえでお苑さんがイメージを浮かべ作詞作曲を始めたそうなんです。
それで、実際に私に会ったときに「かなでさんは妖艶というよりも、純粋な感じがする」と言われまして。
そこから、「本当はいろいろ求めているのに、あえて口には出さない、そんな純粋な心の女性」をイメージして、お苑さんには『嘘のない私で』を書いていただきました」

――普段のかなでさん自身、色気はどうなんですか??
「う~ん、まだまだですねぇ(笑)。この衣装やメイク姿であれば、『嘘のない私で』を凛々しく歌えるんですけど…。
普段のかなでももこのままだったら、なかなか歌いきれないように、『嘘のない私で』に関しては、このビジュアルに描き出した女性の気持ちになって歌うよう心がけています」

――ここでは、とてもビジュアル系な姿も披露しています。
「目の上の紫のシャドーが、まるで歌舞伎役者みたい(笑)。本当、これまでしたことのないメイクをさせていただきました。
衣装の後ろに、帯を可愛らしくリボンのように付けたりなど、ちょっと和の要素も取り入れた姿になっているのも特徴的ですね」

 

『Dream on Dreamer』(白)
作詞/作曲:YOFFY 編曲:大石憲一郎

――サイキックラバーのYOFFYさんが手がけた『Dream on Dreamer』は、「白」をイメージして制作。
まさに、YOFFYさんらしさの出た、明るく開放的な楽曲じゃないですか??

「YOFFYさんは、ミニアルバムを制作する前からライブやイベントで共演したこともあれば、私のライブにも何度か足を運んでくださっているように、いろんな課題に挑戦しては乗り越えてきた「かなでチャレンジ」のこともよく知ってくださっていて、かなでももこの活動をいろいろと見ている方なんです。
それもあって、最初に『Dream on Dreamer』のデモ音源をいただいたときから、「なんでこんなに私の気持ちを知ってるの?!」と大感激!聴きながら、泣いちゃった曲なんです。 『Dream on Dreamer』に関しては、YOFFYさんから「かなでももこへ向けた応援歌」をいただけた印象を最初に感じました。だからこそ私も、レコーディングでは「行くぞー!!」とガッツ漲らせて歌いました。
たとえ「転んでも立ち上がって前へ進んでいくぞ!!」という、そのストレートな想いを記した言葉は、胸にグサッと刺さって来ましたからね」

――YOFFYさん自身が、真っ直ぐな感情のままに、想いを楽曲や行動で示していく方ですよね。
「本当、YOFFYさんは真っ直ぐな方ですよね。私がレギュラーで出演しているイベント「音楽晩餐会」にYOFFYさんがゲストで登場してくださったときも、一緒にトークやデュエットをし、その姿勢を身近に感じました。
だからこそ、楽曲プロデュースしていただいた『Dream on Dreamer』を受け止めたときも、YOFFYさんがこの曲に込めた想いがドカーンと私の胸に伝わってきましたし。
YOFFYさんが私に教えてくれたアツい姿勢で、この『Dream on Dreamer』を歌いました」

――いろんな苦難を乗り越えてでも明日へ向かい走ってゆく。そんな熱い気持ちが『Dream on Dreamer』には記されています。
「まさに、夢を追いかけ続けてゆくドリーマーな気持ちが、この歌にはたくさん詰め込まれています。YOFFYさんの届けてくれた応援歌のような言葉をしっかり受け止めたうえで、私も『Dream on Dreamer』に込めた想いを胸に、ズッと奏で続けていきたい気持ちで歌いました。
YOFFYさんのように、私の歩んできた道のりを何度も見ている方が提供してくださる歌にはとても心が動かされると言いますか。…歌ってて気持ちも熱く漲ると言うか。「本当に私のことを理解してくれるプロデューサーの方」というのを実感しています」

――完成した『Dream on Dreamer』、今のかなでさんにとってどんな楽曲になりましたか?!
「最初にデモ音源をいただいたときに、仮歌をYOFFYさんが歌ってくれていたんですね。
その楽曲を聴いたときに感じたのが、ロックなビートを抱いた力強い歌という印象でした。それを私が歌うことで、弾けたロックなイメージはありながら、どこかキラキラとした歌に仕上がったかなと思います。
『Dream on Dreamer』はキラキラと輝き放つ、夢を追いかける人へ向けた、そして、YOFFYさんが夢に向かって走り続ける私の背中を押してくれた応援歌になりました」

――ビジュアル面には、炎に包まれた凛々しい姿が映し出されました。
「『Dream on Dreamer』に詰め込んだ想いの裏テーマが、「正義」。そこもYOFFYさんらしいテーマだなと思ったんですけど。
その「正義」というイメージを映し出したビジュアルが、この白い衣装を身につけながらも炎の中にたたずむ姿なんです。
なんか、戦い続けてるイメージがありませんか?!。私は、そんな風にも感じました」

 

触れた人たちの心に寄り添える歌。それが、かなでももこの奏でる歌。

――完成したミニアルバムの『KANADE』。今のかなでさんにとって"どんな1枚"になりましたか??
「こうやって1曲1曲じっくりと語れるくらい、どれも強い思い入れを持った曲たちばかりであり、1枚通して聴くことで、かなでももこの持つ、いろんな表現の可能性も実感していただけるんじゃないかと思っています。
何より、私自身がその可能性を感じることの出来た作品になりました」

――ミニアルバム『KANADE』が完成したことで、これらの楽曲を人前で歌う機会も増えていくのでしょうか??
「『赤いメモリーズをあなたに』も加え、これでオリジナルが8曲になりました。
ぜひ、この8曲を中心にしたワンマンライブを開催したいなぁと強く持っています。
ただし、問題なのが衣装をどうするか…なんです」

――衣装の問題…ですか??
「たとえばですけど、『魂WAVE』の衣装姿で『嘘のない私で』を歌うと、絶対に気持ちに格好がつかなくてモジモジしそうだし。
『嘘のない私で』のスタイルで『未来への前奏曲(プレリュード)』を歌うのも、人格的に違うかなぁと想像するんですね。
私、環境に左右されやすい人だから、たとえば『嘘のない私で』の衣装で『未来への前奏曲(プレリュード)』や『魂WAVE』を歌ってしまったら、収録した楽曲たちとは全く異なる表情の歌になっちゃいそうな気がするんです。
かと言って、1曲1曲着替えて歌うことも現実問題不可能ですし……あっ、マッピングしながら歌いましょうか(笑)」

――そのアイデア、すごいなぁ(笑)。では最後に、ひと言メッセージをお願いします。
「デビューからまだ1年経ってないにも関わらず、こんな豪華なプロデューサー様たちの手によって、いろんなかなでももこを引き出していただけてとても嬉しいです。
どの楽曲も、プロデューサー様たちの気持ちを大切に、かなでらしく歌わせていただいてます。
どの歌も、聴いた人の心に寄り添えたらなぁと思っています。」


TEXT:長澤智典
 
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